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ニキビと間違えやすい病気について

やその他の場所にも現れてげんなりすることのあるニキビですが、実はなかにはニキビはなく、他の症状の場合があることはご存知でしょうか。
その場合、治療方法が異なるため見極めが必要です。
症状も細かく観察すると異なっているので、次のような症状の時は皮膚科等に相談しましょう。

まず、よくあるのは毛穴の奥が延焼して化膿する毛包炎です。
これはいわゆるおできです。
毛包という部位に黄色ブドウ球菌が入り込む病気です。

清潔に保つことで完治することがほとんどですが、痛みなどが発生した場合深く根を張っている可能性があります。
抗生物質などで完治できますので相談しましょう。
毛包炎のなかでも夏場などに急激に相談が増えるものもあります。

それはマラセチア毛包炎と呼ばれるものです。
マラセチアというカビの一種が毛穴に入り込んで炎症を起こします。
胸や肩などにブツブツが出来るので、注意して観察しましょう。

その他には、新生児ニキビと言われるものもあります。
これは、生後しばらくするとおでこや頬などに、思春期にできるようなニキビが一気に現れるものです。
石鹸で丁寧に洗って清潔に保つと生後2か月ごろには落ち着きますが、膿がひどかったり長引く場合小児科などを受診すると完治できるものです。

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